新宿駅西口/副都心周辺
西新宿のオフィスビルから発射された怪光線により自動車が爆発するシーンで映り込む“新宿小田急百貨店”は、健がバロンに搭乗する際の背景にもなっている。実際に怪光線が発射されたビルは、新宿にはない(上)。

レーダーを装備する鉄面党車輌は“新宿ビルディング”横の道から副都心方面へ向けて発進(下)。
実際にSSIのメンバー(と熊野)が集結するのは“朝日生命ビル(現.東京モード学園 コクーンタワー)”前だが、常に映り込む向かいの“新宿ビルディング”の印象がどうしても強い。
“新宿駅西口/副都心周辺”レポート
レポーター◎「こちら特撮情報局」奥虹×バロンロケ地調査隊

『レッドバロン』第10話、新宿駅前周辺を破壊する敵ロボット・マウマウの前に、レッドバロンが駆けつけ、両者は対峙。一方、オフィスビル街でメカロボの暗躍に気づいた哲也たちは、その後を追っていた。SSIとメカロボが対峙したのは新宿中央公園。SSIメンバーは卓越した格闘テクニックを駆使、難なくメカロボを駆逐した。
芝公園1丁目/芝大門1丁目”の路地を走り抜けた熊野警部が次に現れるのは、副都心の“現.ふれあい通り”。

熊野は“現.公園通り”を背に、“現.都庁通り”へと通じる階段を、自転車を担いで上る。今でも交差点の向こうには“公園大橋”が見える(上)。

当時の階段は現存せず、上り切った付近一帯が第一本庁舎と第二本庁舎を結ぶ“ふれあいモール”となった。(下)。
バロンパンチ、バロンビームの連続攻撃で次第にマウマウを追い詰めるレッドバロンだったが、ビル街には思わぬ“伏兵”が潜んでいた。エレクトリッガーで止めを刺そうとしたその刹那、バロンに突如怪光線が襲いかかった。バロン転倒のショックで、操縦席の健は気を失う。
危機的状況を大郷に報告する真理たちに対し、大郷は「付近の怪光線発射装置を探せ」と指示。マウマウに蹂躙されるバロンを横目に、大作・熊野、哲也・真理はそれぞれに探索中のオフィスビル屋上で、怪光線発射装置を発見したが、またもやメカロボの妨害が待ち受けていた。
熊野が上る階段は都庁連絡通路の右奥辺りにあったが、景色が一変してしまったため、当時の雰囲気を画像で伝えるのは難しい(上)。

階段を上る熊野の左後方に見えた“東京都水道局 淀橋給水所”は健在だが、“ふれあいモール”によって視界が遮られ、かなり接近しないとその姿は確認できない(下)。
再びメカロボを駆逐し、哲也は拳銃で、熊野は傘に仕込んだマシンガンで怪光線発射装置を破壊しようと試みるが、強固な装置はビクともしない。その間にもバロンは、謎の怪光線とマウマウによる空中キックのダブル攻撃に翻弄され、いよいよ後がない。
“リモコンで怪光線発射装置を操りながら移動している人物”の存在に気づいた大郷は、直ちに大作たちにその人物の捜索と拘束を命じる。アンテナを装備した不審車を発見した哲也たちは、逃げる車輌を追い、再び新宿中央公園でメカロボたちと対峙する。
熊野が自転車を押し歩いていたシーンで、フェンスの向こうに見えていた“東京都水道局西部建設事務所 淀橋材料置場”の跡地に、都庁第二本庁舎が建設された(1990年12月竣工)。
頭上を覆う部分が“ふれあいモール”。
アイアンホーク号で現場へ急行中の大郷は、健に怪光線発射装置の間合いに入らぬよう注意を促すと、ホーク号搭載レーダーによりリモコンを操る人物の現在位置を把握し、大格闘の末にこれを倒した。さらに大郷はバロンにマウマウを誘導させ、奪ったリモコンで怪光線発射装置を操りマウマウに破壊光線を放射するが、強固なマウマウは大破しなかった。突如高速回転を始めたマウマウに、バロンは止めのエレクトリッガーを発射、遂に決着をみる。
自転車を担いで階段を上る熊野の前方に見切れる“KDDIビル(当時建設中)”も、今ではビル群に埋もれてしまい、映像と同じ位置から全貌を望むことはできない(上)。

自転車の熊野が“現.都庁通り”を北上するSSIのメンバーと合流した地点から見えるのは、右から順に“京王プラザホテル”“新宿三井ビルディング(当時建設中)”“新宿住友ビルディング”(下)。
尚、“新宿住友ビルディング”は、
『愛の戦士 レインボーマン』第8・9話のロケ地でもある
(「こちら特撮情報局」内コンテンツ“特撮ロケ地巡り(第27回)”参照)
大団円。SSI基地に帰還した一同に「みんなの健闘に報いるため」と、大郷自らコーヒーを淹れる大サービスが待っていた。がっつく健はタイミングを逸し、コーヒーをこぼす粗相をしてしまったが、熊野のジョークにSSIメンバーは爆笑し、しばし安息の時を愉しむのであった…。
十二社通りを走り抜けたSSIのジープとバイクは、“現.都庁通り”を南下して現場へと向かう。車輛の背景には“小田急テニスコート”“清水建設 資材置場”があったが、それぞれ“ハイアット リージェンシー 東京”“小田急第一生命ビル”へと生まれ変わった(上)。

熊野と合流するシーンで、SSI車輛は“
現.都庁通り”を北上、手錠で繋がれた熊野の自転車をバイクで牽引する(下)。
画像正面の“新宿ワシントンホテル”が建つ以前は、ユニークな円筒形の“文化服装学院 新宿本校”旧校舎(1955年完成/1998年解体)を見通すことができた。
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