深大寺
深大寺本堂の近影。2003年の大屋根大改修工事で瓦屋根から銅板葺本瓦棒葺きに変わったため、劇中映り込む本堂とは若干違う趣になった。
“深大寺”レポート
レポーター◎「こちら特撮情報局」奥虹

『マッハバロン』第1話、ロボット帝国戦闘員がバロンの在処を訊き出すため嵐田邸を急襲、祖父・竜之介は撃たれ致命傷を負う。竜之介からマッハトリガーのリモコンを受け取った陽は、村野博士の誘導によりマッハバロンに搭乗、家族の仇でもあるハイルV2号を倒すため初出撃する。
花倉刑事と健一が初陣のマッハバロンを仰ぎ見ていた際、背後に映っていた寺院は“深大寺”本堂。
“深大寺”は調布市深大寺元町にある天台宗別格本山の仏教寺院で、山号は“浮岳山”。江戸時代に建立された本堂は1646年と1865年の火災で消失し、大正時代半ばに2代目の本堂が完成した。初代本堂は寄棟造りの茅葺き屋根だったが、2代目本堂は入母屋造りの桟瓦葺きに変わった。初代本堂の正面中央には入母屋破風(はふ)の向拝(ごはい)が付いていたが、2代目本堂の向拝は唐破風の屋根になった。
『マッハバロン』第1話の当該シーン、花倉刑事と健一の体に隠されてしまって全部は確認できないが、その背後には梁の木鼻に獅子・象の彫刻、正面三段の虹粱に龍・鷺の彫刻、破風板下には鳳凰の彫刻があったはずだ。なお劇中の本堂瓦屋根は、2003年に大屋根大改修工事がなされたため、銅板葺本瓦棒葺きに変わっている。
尚、隣接する“東京都立神代植物公園”は旧寺領であった。
門前には数多くの老舗蕎麦屋が軒を連ねているが、調布市在住・水木しげる氏によるキャラクターのグッズを扱う店などもあり、人気を博している。
初出撃のマッハバロンが飛来した勇姿を見て、健一は「凄いロボットだ!」と感嘆し、花倉刑事は「あれが噂のマッハバロンか」と息を呑む。
キスバード3号がハイルV2号に撃ち落とされ、脱出する小杉愛隊員を見て、弟・健一と花倉刑事は目を覆う。

深大寺ホームページ
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