南野給水所
(旧.小野路貯水場・配水塔)
給水所に隣接する“一本杉公園”から撮影した“給水塔”。今でこそ劇中同様、紅白に美しくリペイントされているが、郷土資料を見ると1970年代後半〜80年代はリペイントがなされず、塗料がひび割れた状況になっていたようだ。
“南野給水所”レポート
レポーター◎「こちら特撮情報局」奥虹

『マッハバロン』第10話、愛息・コウジを人質にされたKSSの小田切チーフは、ジャイアントバロンの設計図を携え 、ロボット帝国のアジトへと向かう。岩井・白坂隊員らは小田切チーフの自動車を尾行、アジト内に拘束されていた人質のコウジと陽を解放するが、陽はマシンガンを構えた戦闘員に包囲され進退窮まる。
壁面が紅白の三角形模様で構成される“配水塔”のある“南野給水所(旧.小野路貯水場)”は、ロボット帝国のアジトとしてロケが行われている。設定上、同給水所は町田市能ヶ谷の“きつねくぼ緑地(通称:お化けマンション)”と同一施設となっている。『マッハバロン』撮影時、この場所は“町田市小野路町”であったが、その後行政境界の変更があり“多摩市南野”となった。
岩井・白坂隊員らが小田切チーフを尾行し、ロボット帝国アジトへ潜入しようとするシーンでのキャメラアングルは、主道路(尾根幹線道路)を挟んで“南野給水場”と対面する当時建設途中の落合4丁目団地からのもの。その遠景には、多摩ニュータウン計画の初期に建設された集合住宅が見える。
小田切チーフの自動車を追ってKSSメンバーたちがロボット帝国アジトへの侵入を試みたのは、この辺り。撮影当時、画像右方面の(小野路町の)開発はまだ着手されておらず、道路もなく原野に近い状態だった。
“南野給水所”に隣接する“一本杉公園”は1981年に開園、翌年には球場も開場した。同所から然程遠くない場所には 、『愛の戦士 レインボーマン』第17・18話、お多福会(死ね死ね団)アジトとして登場し、ダッシュ7がヘロデニア3世と激闘を繰り広げた“旧.上根(かさね)神社”“大泉寺”(「こちら特撮情報局」内コンテンツ“特撮ロケ地巡り(第2回、第6回)”参照)や、『マッハバロン』第2話で花倉刑事が陽たちと“バルーンヘリヘリ”で遊んだと思しき造成地がある。
尾根幹線道路を挟み、給水所と対面する位置に建つ落合4丁目団地。『マッハバロン』撮影時は建設途中であったが、キャメラアングルの関係か、劇中には映り込んでいない(画像左方向が給水所)。
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