小坪漁港
玩具店での聴き取りシーンから、村瀬タミが自転車で帰宅するシーンへ切り替わる際にインサートされる漁港の風景は、“小坪マリーナー”の桟橋付近から陸側(北方向)を望むアングル。
“小坪漁港”レポート
レポーター◎バロンロケ地調査隊

『レッドバロン』第16話、漁港近くの住宅地から海岸の岩場へと、仮面の男(鉄面党の脱走犯E16号)が村瀬タミを追い続けていた丁度その頃、漁港で仮面の男(メカロボの変装)が漁師を襲う事件が起きていた。仲間の証言で、その男は6年前に遭難したはずの漁師・村瀬リョウヘイと判明。鉄面党の陰謀を疑うSSIと、村瀬犯人説を唱える熊野警部の意見は対立するも、協力して一刻も早い村瀬父娘の身柄保護を目指すのだった…。
タミが岩場で、仮面の男が父・リョウヘイであると確信するシーンから、漁師が襲われるシーンへ切り替わる際にインサートされる漁港の風景は、“小坪マリーナー”の桟橋付近から陸側(北東方向)を望むアングル。
“小坪漁港”は、神奈川県逗子市小坪にある第1種漁港(1952年指定)であり、逗子市内唯一の漁港である。逗子海岸と鎌倉材木座海岸の間の小坪湾にあり、鎌倉時代には既に漁港として、鎌倉に魚介類を供給していたとされる。
小坪湾から沖に広がる遠浅の磯根が主な漁場で、曳網(引き網)によるシラス漁、刺し網漁、覗突(みづき)漁と呼ばれる採貝などを主な漁とする。主な魚種は、ワカメ、シラス、サザエ、イワシ、コノシロなど。
SSIによる漁師への聞き取りシーン冒頭、健と真理の背景には漁港の南東側が広がり(上)、カメラは“小坪マリーナー”から漁港南防波堤へ(中)、さらに漁港北防波堤から“逗子マリーナ”方向へ(下)と回り込む。
大郷・哲也は(漁船に腰掛けた)漁師を挟んで、健・真理と反対側に立つ。
映像中、自転車で駆け付ける熊野警部の足下には段差があったが、今ではバリアフリーの港になっている。

下の画像は、漁業共同組合でタミの行き先の心当たりを訊ねる健と真理の背景にもなっており、忙しそうな地元の漁師さんの姿が見て取れる。
“小坪マリーナー”の社長を始めとする社員の方々、かつての漁協に隣接する魚市場の方、漁港の前で商店を営む方などなど…小坪の皆さんはとても親切だ。特筆すべきは、車で通りすがりに道の状況や迂回路の案内をしてくださった方! 不案内な余所者を見るに見兼ねて、手を差し伸べてくださったのでしょう(感涙)。お陰さまで、岩場の現状を把握することができました。改めまして、小坪の皆さんに心よりお礼申し上げます。
健と真理がタミの行き先の心当たりを訊ねる、当時の“小坪漁業共同組合”の建物は、隣接する魚市場の一部となったものの尚健在だ。
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